糖質制限

糖質制限反対意見への傾向と対策

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geralt / Pixabay

割とメジャーなメディアにその道の専門家的な肩書きの人が出てきて、

「糖質制限は危険です。」

って言われるのを見たら、不安になっちゃいますよね。

 

もう一つよくあるパターンですが、ニュース的な記事で「糖質制限をしていた誰々が心筋梗塞だった。」とか出てると糖質制限は一時的なダイエットとしては良いけど一生続けるライフスタイルとしては危険なのか?と思っちゃいませんか。

 

適当な論拠で飛躍的な論法で読者の不安を煽ってる記事には心底腹がたちます。

一度そういう勘違いや間違い記事に対する反論と、間違った糖質制限のやり方への注意点をまとめます。

糖質制限は危険だと訴える人の理由

確かに、糖質制限はスバラシイという思い込みだけで、無理な事や行き過ぎた事をやっていると危険です。

いくら断食には素晴らしい効果があるからと言って、何も考えずに体調もかえりみずに無理をしていると非常に危険な状態になってしまったり、後遺症が残るような事になりかねません。

水を飲まなければ人は短時間で危険な状態になりうる事が常識として広まってきています。

同様に食べるものを変える、ある種の栄養素を断つという事は、その影響や対処法を理解していなければいけません。

ただ、まちがった情報のために不安に駆られて食事に対する新しい知見の恩恵を受けられないのは勿体無い話です。

ましてや病気を防いだり克服するチャンスを失っているとしたら、もったいないでは済まされません。

糖質制限をすると中性脂肪やコレステロールが増えるという間違い

曰く、炭水化物を抜く代わりに肉などのタンパク質や脂肪を食べる量が増えるから、中性脂肪やコレステロールが増えるという話です。

 

血液中の中性脂肪は脂肪を食べるから増えるのでしょうか?

栄養士さんは食べたものはいったん全部体に吸収されるものと思われているようですね。

 

コレステロールに関しては、長い間食べ物によって増えるものと食事指導がされてきました。

コレステロールを食べた量と、血中コレステロールの量との間には関係がないため、目標摂取量が「日本人の食事摂取基準」(2015年版)から削除されました。

脂質(PDF:1,279KB)
「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書
厚生労働省

脂肪や揚げ物による油脂を際限なく食べてもOKという意味ではなく、1日にどの程度食べてたら大丈夫かわからないという意味です。

糖質制限をすると筋肉や骨が減ってしまうという間違い

よく引用されている例の方は、元々肉や魚をあまり食べる習慣がない高齢の方だったりするようにお見受けします。

そういう方が炭水化物を完全に止めた場合、エネルギー不足になると自分の筋肉のタンパク質を分解して糖分を作る糖新生という肝臓の働きでエネルギーを作ろうとしますから、ただでさえ衰えている筋肉がさらに無くなってしまう事は考えられます。

筋肉が少なくなり過ぎると動けなくなって寝たきりになってしまう可能性がある事は否定できません。

糖質制限をするなら、その分減るエネルギー分は、たんぱく質や脂肪を食べなければいけません。

グリコーゲンが筋肉にないといけないという説

確かに筋肉にはグリコーゲンをある程度蓄えておく機能があります。

その時、グリコーゲンは水と結合しているため、水分も蓄えられる事になります。

 

曰く、筋肉に水分が蓄えられてないと肌の水分が減ってカサカサになるというのです。

もちろんこの説は違っていて、皮膚へ供給されている水分は血液中の水分が血管を通って体の隅々まで届けられています。

皮膚へは汗腺から絶えず保湿のための発汗作用によって潤いを保つようになっています。

筋肉へ蓄えられた水分は関係ないのです。

脳はグルコースが無いと生きられないという思い込み

根強い思い込みはこちらですね。

脳は糖分(グルコース)しか利用できないというお話。

 

血糖値が低くなっていても、必要量のケトン体が血液中に存在すれば問題ありません。

糖質制限を正しく続けるポイント

メディアの雑音や、勝手な思い込みで間違った方向へ行かないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。

簡単にまとめたいと思います。

糖質を摂らなければ好きなもの食べ放題という極論を信じない

この「糖質を摂らなければ何でもあり!!」という言い方が一人歩きをしている気がしてます。

そんな極端なことをする必要はありません。

体の筋肉を失わないためにタンパク質を摂る

基礎代謝分のエネルギーを目安にタンパク質や脂肪を食べるようにします。

ご自分の基礎代謝量を簡単に概算できるサイトがあります。

カシオの基礎代謝計算

本当の基礎代謝はもちろん正確に測定するにはそれなりの機関に行かなければ測れません。

でもおおよそが分かっていれば支障はないはずです。

運動は大事

健康のために運動は欠かす事はできません。

運動だけでダイエットをする事は難しい場合が多いですが、糖質制限をしていても運動は必要です。

 

糖質を摂らないと体温が下がるから糖質を摂るべきと仰る人がいらっしゃるようですが、ある程度運動を継続しているとエネルギーを使いやすい体になってきます。

有酸素運動をしたら、その後しばらく体温が上昇してエネルギーを消費しやすい状態になるそうです。

糖質を食べる食べないは関係ございません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

迷いは晴れましたか?

 

糖質制限に対する理解が世間にかなり浸透し、食品メーカーや販売店も糖質制限商品へ本格的に力をいれ始めています。

喜ばしい事ですが、相変わらず時々水を刺すような記事がメディアに登場することがあります。

 

実際に、自分勝手な思い込みや、判断で極端な事をするのは危険です。

特に消化器系、内分泌系のご病気のある方は医師とよく相談なさってください。

 

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